「経費・備品が消えていく」 昨日の日経新聞夕刊の記事での衝撃的なタイトルです。
昨年のリーマンショック以降、企業にキャッシュがなくなり、経費削減を徹底する会社が著しく増えているといった内容なんですが、驚いたのがなんと、業務に不可欠な消耗品までも経費削減のために削られているケースもあるそうです。
記事でも、こういった不可解な現象は「結果的に仕事の量を増やすことになる」と指摘していますが、経費削減で社員の手数を大幅に取られているのでは本末転倒ですね。 オフィス家具の業界も、経費削減の逆風をもろに受けています。
オフィス家具大手のプラスのオフィス家具事業の売上高は、２４％減（09年6〜8月四半期。前年同期比）。
かわりに、ボールペンの替え芯は著しく売上が１０％〜２０％伸びているそうです！
たしかに最近は、経費削減の傾向からか、お客様でも今まで使っているものを何とかしてリユースしようとしている方が多く見受けられます。
ちょっと前までは買い換えを希望される方が多かったのに…。やはりリーマンショックは全治５年なんでしょうか。
このリユースの流れもエコのひとつなのかな〜と感じます。
オフィス家具業界も、こういった顧客のニーズをくみ取ったヒット商品を提供し続けていかなければ、立ちゆかなくなる時代になったのだと思います。 なんせ、超優良企業のブリヂストンまでが赤字になる世の中なんですから…。
弊社もオフィス家具業界、ひいては中小企業を活性化させるために、さまざまな提案をしていかなければいけないと、身を引き締めております。